12月最初の木曜日。
初めてのさいたまスーパーアリーナ
U2のコンサート。
行く前は、まず飛行機が飛ぶかどうか、とにかく天気が心配だった。飛行機に乗る前日から山奥は吹雪だった。
ダメかも。
この季節は、いつ欠航になってもおかしくない。
が、しかし、東京にいる弟(彼は晴れ男)に、念力を送ってくれるようお願いしたのが良かったのか、新千歳空港は晴れだったのだ!
行ける? 本当に行ける?
生のU2、聴ける?
荷物を片手に、頭の中がぼーっとなった。
コンサート当日、会場は男性が圧倒的に多かった。開演前の男子トイレには長い列ができていた。
いよいよ開演。
いきなり鼓膜に衝撃がきた。BONOの声の大きさが中途半端ではない!演奏と同じくらい、いや、それ以上にパワフル!
コンサートは、始まってしまえば後はもう風のように流れて行く。U2の風は、深く熱い突風のようだった。あっという間だった。
本物。
腑に落ちた。